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価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2021年12月発売】
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【2021年12月発売】
[BOOKデータベースより]
宗教問題が頻発する「ポスト世俗化時代」。近代ヨーロッパにおける宗教の役割を、歴史を辿りながら再考する。
第1部 教育・文化と信仰継承(神のいる学校―一九世紀フランスにおける女性教師の養成;社会主義政権下での宗教実践―スターリン期ポーランドの新興工業都市の暮らし)
[日販商品データベースより]第2部 近代政治とカトリック(カトリシズム・リベラリズム・デモクラシー―ラムネ、トクヴィルの見たアイルランド;言論統制下のカトリック―スペイン・フランコ独裁における経験;もうひとつの「近代政治」―オランダのカトリック政党と「豊かなローマ的生活」)
第3部 工業化・都市化のなかの聖職者(労働者の司教ケテラー―一九世紀ドイツの社会問題とカトリック社会思想;世紀転換期ドイツの赤い司祭―H.ブラウンスとカトリック労働運動;都市化とカトリック教会―ピエール・ランドが見た両大戦期のパリ郊外)
第4部 社会問題とカトリックの世界観(奇蹟の聖地と医師―ルルド傷病者巡礼を通してみる宗教と科学;マフィアとカトリック教会―犯罪と悔悛;カトリック慈善の近代―ドイツ・ヴァイマル福祉国家におけるカリタス)
世俗化のトップランナーとみなされてきた近代ヨーロッパ。しかし、その文化や生活習慣、制度や政策の基層には、今なお、キリスト教、ことに中世以来の伝統宗教であるカトリックの存在が垣間見える。カトリシズムというプリズムを通して、近代ヨーロッパとキリスト教との対抗・相互補完の歴史を探る論文集。