日本誕生の女神

伊邪那美が眠る比婆の山

南々社
庄原市比婆山熊野神社解説本編集委員会　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2016年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784864890540

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本神話のルーツ！比婆山（広島県庄原市）。古事記の聖地、中国山地。日本神話を探る旅。

巻頭企画１　古事記の第一人者が案内・日本神話のルーツを歩く―比婆山とイザナミの葬地
巻頭企画２　出雲学の提唱者が紹介・神々の国「出雲」から見た中国山地
第１章　知られざる国生み神話の舞台を歩く―中国山地篇（『古事記』が語る「比婆之山」、巨大な信仰世界の魅力；不思議なパワーを秘めた熊野神社の謎に迫る；国生みの女神イザナミに出会う―御山登拝）
第２章　神話の世界が息づく里の魅力を体感する―歴史編（イザナミ伝説と信仰の力；塩町式土器文化圏と出雲王権を結ぶ比婆山；比婆山とたたら製鉄との密接な関係）
第３章　神々に守られた聖地・御陵とブナ林を行く―自然編（比婆山連峰を彩る神々の依り代；ブナ林を守った神話伝説、信仰を守ったブナ林；里山としての比類ない魅力を訪ねる）
第４章　イザナミ神話・比婆山から日本と世界を巡る旅へ―謎解きの山旅編（神話の伝承地を旅する；イザナミ伝説をめぐる広範な地域学への誘い）

[日販商品データベースより]

「古事記」にある国生みの女神・伊邪那美命が葬られていると伝わる「御陵」は、広島、島根、鳥取、３県の県境が隣接する、比婆山連峰にある。比婆山発、「古事記」でつながる、広範な地域学への誘い。