- スティーブ・ジョブズ 下
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無謀な男が真のリーダーになるまで
Becoming Steve Jobs.日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
ブレント・シュレンダー リック・テッツェリ 井口耕二- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2016年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532321017
[BOOKデータベースより]
ジョブズの復帰がなければ、アップルはまちがいなく消えていた。長く「お山の大将」として他者を圧してきた男が、苦難の末に学び、身につけたものとは何か。他人をばかにせず相手を理解させられない「自分」を責める、独善的にならず周囲の意見に耳を傾ける…。天賦の才のみを武器に戦ってきた男は、比類なき「リーダー」へと成長し、アップルを、ゆっくり、慎重に再生へと導いていった。偉大なアーティストから偉大なCEOへ。こうして、彼は「スティーブ・ジョブズ」になった。
第9章 ちょっとおかしい人たちなのかもしれない
第10章 勘を頼りに歩む
第11章 最善を尽くす
第12章 ふたつの決断
第13章 スタンフォード大学
第14章 ピクサー安住の地
第15章 十全なウィジェット
第16章 死角、怨念、肘鉄
第17章 「僕はくそ野郎だからと言ってやれ」
アップル復帰後、ジョブズは次々とヒット商品を生み出し、業績は急回復。イノベーションを起こし続ける企業文化を、彼はいかに創り上げたのか。人間ジョブズの成長物語はいよいよ佳境へ。
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1985年、スティーブ・ジョブズは自身が創立したアップルから追放される。問題行動も多く、社内を混乱に陥れたとされている。その「変人」は、なぜ96年にアップルに復帰するや、「現代を代表する経営者」、「ビジョナリー」となったのか?
講談社から発売された公認伝記『スティーブ・ジョブズ』には、詳しく語られなかった部分がある。それは、ジョブズがアップルから追放され、ピクサーとNeXTを立ち上げていた時代である。その間にどのような人間的変化があったのか。
NeXTに移ると、ジョブズへの世間からの注目度は低くなり、人材を含めたリソースも、アップルほどではなくなる。そうなると、彼はこれまで正面から向き合ってこなかった「会社経営」を学ばないといけなくなった。
新会社に移って真剣に取り組んだのがマーケティングだ。アップル時代は会社が大きかったので、こういったことは他人に任せて、自分は商品開発に打ち込んでいた。また、人心掌握にもたけるようになる。時を同じくしてローリーンと結婚したことも大きい。「人」への関心が高まっていった時代だ。
ジョブズというと、その個人の発想力、企画力、ちょっとずれると、その「変人」ぶりばかり注目されるが、本書からは意外にもその「ビジョナリー・リーダー」の姿がはっきり見えてくる。その後、アップルに戻ると世間の予想をくつがえす能力を発揮し、iPhone、iPad、iTunesといった革新的アイデアを次々と実現させていく。その姿は、80年代の「マックの美しさに固執する変人」ではなかった。
本書は、フォーチュン誌記者としてジョブズと25年以上にわたる親交を持つ著者が、折々に取材したテープ(30本以上)を再構成し、さらに公認伝記には協力しなかった人物にもアクセスして書き下ろした話題作。すでに世界20カ国以上で翻訳されている。