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[BOOKデータベースより]
近代以前、すでに大洋航海の技術やルートは確立されつつあったが、海の世界は依然として畏怖の対象であり、海の恩恵を得るためには「海のリテラシー」ともいうべき知識や経験の蓄積が不可欠であった。本書では、船長・漁民・商人・地域住民など「海民」の日常活動の分析を通して、海に関する情報の取得方法や伝達の実態を読み解き、彼らが「海のリテラシー」を獲得していく過程や海民の独自性、陸の歴史との関係性を明らかにする。
海民の世界と海のリテラシー―一八・一九世紀の北大西洋海域から
[日販商品データベースより]第1部 海を読む/語る(難破譚の中の船乗り―近世ヨーロッパの船とサバイバルの条件;船乗りと航海譚―英領アメリカ植民地における貿易と情報伝達;侵犯する「海民」―『ペンシルベニアのアルジェリア人スパイ』を中心に;海運業界紙の市況展望―十九世紀前半におけるオーストリア領トリエステからみた両アメリカの可能性)
第2部 海で/と生きる(貿易商人マテュラン・トロティエ―ナポレオン時代における奴隷貿易の利潤と情報;黒人船長ポール・カフィ―アボリショニズムと環大西洋商業ネットワーク;奴隷商人セオフィラス・コノウ―一九世紀前半の環大西洋非合法ネットワーク;靴職人ジョセフ・ライ―十九世紀初頭マサチューセッツ州リンにおける副業としての漁業)
第3部 海が/を創り出す(石干見のアーケオロジー―大西洋沿岸域における石積み漁法に関する予察的研究;近世フランスの北大西洋世界―港湾ネットワークからみた多重経済構造;一八世紀フランスの“小さな港”―ミクロ資本主義の海域社会史;デンマークの西インド諸島―黒人奴隷制度史とカリブ海)
船長・漁民・商人・地域住民など「海民」の日常活動を分析。海に関する情報の取得方法や伝達の実態を読み解き、彼らが「海のリテラシー」を獲得していく過程や海民の独自性、陸の歴史との関係性を明らかにする。