- 津田梅子 新装版
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421168
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[BOOKデータベースより]
一八七一年末、岩倉使節団とともに渡米した津田梅子は太平洋横断中に七歳の誕生日を迎えた。ワシントン郊外のランマン家で約一一年間、文学・美術の薫陶とピューリタンの気風の中で育ち、中等教育を終えた。帰国した日本では女子留学生を活用する体制は整っていなかった。二つの文化の挟間で青春を失った痛手、与えられた使命を果たせないという焦りの中で三年間耐えた後、創立された華族女学校の教授に任命された。しかしその職にあきたらず、ブリンマー大学に留学、さらに欧米の女子教育を視察の後、一九〇〇年に女子英学塾を創立した。声高に叫ばれるイズムによってではなく、「知性と性格の力を備え、自分で思考できる女性」を育てる、という理念を掲げて女性の解放をめざしたその一途で着実な歩みは、教育の危機が問われる今日、反省のきっかけを与え、志を同じくする者に希望をもたらすであろう。
第1章 渡米とその背景
[日販商品データベースより]第2章 最初の女子留学生
第3章 アメリカ時代
第4章 帰国
第5章 模索と失意
第6章 華族女学校と鹿鳴館時代
第7章 ブリンマー留学
第8章 塾設立に向けて
第9章 女子英学塾開校
第10章 大震災と復興
結び
岩倉使節団とともに渡米した津田梅子は,約一一年間ピューリタンの気風の中で文学・美術の薫陶を受けた。帰国した日本では女子留学生を活用する体制は整っておらず,三年後ようやく設立された華族女学校の教授に任命されたが,その職にあきたらず,ブリンマー大学に留学,さらに欧米の女子教育を視察後,女子英学塾を創立する。「知性と性格の力を備え,自分で思考できる女性」を育てるという理念を掲げて,女性の解放をめざしたその一途で着実な歩みは,教育の危機が叫ばれる今日,教育を再考するとき示唆を与えるものであろう。