- なぜ会津は希代の雄藩になったか
-
名家老・田中玄宰の挑戦
PHP新書 1057
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569826790
[BOOKデータベースより]
幕末会津の栄光は、彼なしにはありえなかった。相つぐ飢饉で、日本全国が危機に陥った江戸時代中期。藩政改革に、もっとも成功した藩こそ、名家老・田中玄宰がいた会津藩であった。会津松平家初代の名君・保科正之の政治手法を深く学び、57万両にも及んだ借金を産業振興と倹約でほぼ完済し、藩校日新館を建てて会津武士道を確立し、軍制改革で有事即応力を劇的に高め、さらにはロシア撃退のために樺太にまで出兵している。しかも、農民を収奪せず、暮らしやすい政治で人口を増やし、共存共栄の社会をつくった。緻密な分析で驚きの手腕を解明する感動の評伝。
第1章 天明の大飢饉
第2章 人口動態から見た改革の必要性
第3章 政務についての建策
第4章 社倉制度の拡充と軍制改革
第5章 会津藩の教育改革
第6章 会津藩の司法改革と服色制度
第7章 地場産業の育成
第8章 財政再建をめざして
第9章 内憂外患を恐れず
第10章 田中という家系
彼なしに幕末会津の栄光はありえなかった。上杉鷹山や松平定信の手本となる産業振興、教育改革で藩を見事に再生させた名家老・田中玄宰の真実。緻密な分析で驚きの手腕を解明する感動の評伝。
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彼なしに幕末会津の栄光はありえなかった。上杉鷹山や松平定信の手本となる産業振興、教育改革で藩を見事に再生させた名家老の真実。