[BOOKデータベースより]
死刑を本当に執行しているのは誰なのか?「国家による殺人」である死刑を私たちのなにげない日常が支える社会構造を、痛覚の深みと根源の思索によって開示していく画期的論考。死刑と新しいファシズムの恐るべき関係を描く短篇「朝の廃墟」をあわせて収録する。私たちは「不都合なものたち」を愛することができるのか?私たちは他の痛みを痛むことができるのか?
愛と痛み 死刑をめぐって
第1章 愛と死と痛みと
第2章 日常と諧調
第3章 日常と世間
第4章 世間と死刑
第5章 日本はなぜ死刑制度を廃止できないか
第6章 死刑と戦争
朝の廃墟
私たちは「不都合なものたち」を愛することができるのか。死刑をかつてないかたちで問いなおし、生と世界の根源へ迫る名著を増補。
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