- 泉鏡花素描
-
- 価格
- 7,700円(本体7,000円+税)
- 発行年月
- 2016年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757607903
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 村上春樹の現在地
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2023年11月発売】
- 正宗白鳥論
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2018年02月発売】
- 山頭火のあっかんべー
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2022年10月発売】
- 電池以下 吉田豪編
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年12月発売】
- 電池以下 掟ポルシェ編
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2023年03月発売】
[BOOKデータベースより]
緻密な考証に基づく描線によって、五彩豊かな鏡花世界を再現。幻想、怪奇、妖美のみでは語りつくせぬ、多様にして重層的な泉鏡花の文学。その創造の源を探るべく、作者が身を置いていた時代に立ちもどる。厳密な年譜考証に基づき、作者の伝記的事実を確定、素材典拠を博捜して発想の原点を求めるとともに、自筆原稿の調査をふまえ、作品生成の過程をつぶさにたどる。
1(ふたつの「予備兵」―泉鏡花と小栗風葉;観念小説期の泉鏡花―兵役と戸主相続の問題を通して;「海城発電」成立考;泉鏡花と広津柳浪―「化銀杏」と『親の因果』の関係)
[日販商品データベースより]2(「通夜物語」のかたち;逗子滞在と「起誓文」「舞の袖」;祖母の死と「女客」;「瓔珞品」の素材;「草迷宮」覚書―成立の背景について;「歌行燈」覚書―宗山のことなど)
3(「印度更紗」と漂流記「天竺物語」;「芍薬の歌」ノート;「由縁の女」の成立をめぐって;「露宿」をめぐって―鏡花の随筆)
4(鏡花のなかの一葉―「薄紅梅」を中心として;泉鏡花と草双紙―「釈迦八相倭文庫」を中心として;鏡花の転居;泉鏡花と演劇―新派・新劇との関係から「夜叉ケ池」に及ぶ)
緻密な考証に基づく描線によって、五彩豊かな鏡花世界を再現。年譜考証に基づき作者の伝記的事実を確定、素材典拠を博捜して発想の原点を求めるとともに、自筆原稿の調査をふまえ、作品生成の過程をつぶさにたどる。