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[BOOKデータベースより]
信用できない情報の代名詞とされる「大本営発表」。その由来は、日本軍の最高司令部「大本営」にある。その公式発表によれば、日本軍は、太平洋戦争で連合軍の戦艦を四十三隻、空母を八十四隻沈めた。だが実際は、戦艦四隻、空母十一隻にすぎなかった。誤魔化しは、数字だけに留まらない。守備隊の撤退は「転進」と言い換えられ、全滅は「玉砕」と美化された。戦局の悪化とともに軍官僚の作文と化した大本営発表は、組織間の不和や、政治と報道の一体化に破綻の原因があった。今も続く日本の病理。悲劇の歴史を繙く。
第1章 日中戦争と大本営発表の誕生(一九三七年十一月〜一九四一年十二月)
[日販商品データベースより]第2章 緒戦の快勝と海軍報道部の全盛(一九四一年十二月〜一九四二年四月)
第3章 「でたらめ」「ねつぞう」への転落(一九四二年五月〜一九四三年一月)
第4章 「転進」「玉砕」で敗退を糊塗(一九四三年二月〜一九四三年十二月)
第5章 片言隻句で言い争う陸海軍(一九四四年一月〜一九四四年十月)
第6章 埋め尽くす「特攻」「敵機来襲」(一九四四年十一月〜一九四五年八月)
第7章 政治と報道の一体化がもたらした悲劇
戦果は誇張、損害は隠蔽、絶望的な敗北は闇へ葬る…。戦局の悪化とともに軍官僚の作文と化した大本営発表は、組織間の不和や、政治と報道の一体化に破綻の原因があった。今も続く日本の病理。悲劇の歴史をひもとく。