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[BOOKデータベースより]
自由と平等と平和を希求しつづけた一禅者の思想・信仰・行動―。大逆事件に連座し、刑死した内山愚童(1874‐1911年)。社会主義者・無政府主義者の側面に焦点が当てられがちだった愚童について、仏教者としての彼の「宗教的倫理」に着目し、その実像を描き出す。
第1章 禅僧内山愚童の不服従の抵抗と殉教
[日販商品データベースより]第2章 「大逆事件」と三人の僧侶
第3章 大逆事件をめぐる関係宗門の対応と宗門内僧侶の批判的対応
第4章 内山愚童の思想と行動の遍歴
第5章 内山愚童と『平凡の自覚』
第6章 「伊藤中将姦通事件」と愚童の「平凡の自覚」
第7章 『入獄紀念・無政府共産・革命』の秘密出版
第8章 『道徳非認論』と『帝国軍人座右之銘』(新兵諸君に与ふ)
第9章 愚童の非暴力による不服従の抵抗運動
第10章 内山愚童の処刑と宗内復権・名誉回復
「大逆事件」(1910年/明治43年)に連座し、37歳で刑死した禅僧内山愚童(1874-1911年)の評伝。従来、社会主義者・無政府主義者の側面が強調されてきた愚童について、彼が書き遺した著作や書簡などから、その仏教者としての実像に光をあてる。愚童は仏教思想に基づいて、明治期の国家・戦争・身分制・貧富・性差などをどのように捉え、何を訴えたのか――。明治維新から150年目を期して、時代の先を歩んだ一禅者の思想と行動がいま明かされる。巻末に註と内山愚童年譜を付す。