日本の生きる道

米中日の歴史を三点測量で考える

飛鳥新社
平川祐弘　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2016年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784864104982

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本の進歩派はなぜ時代遅れなのか？比較史の大家が語る「国家の運命」。世界を知り、わが国の例外的な幸福を知る。偏狭な国家主義でも、欧米・中国一辺倒でも、自虐でもない。世界の中の近代日本がいかなる国であったかを振り返る、バランスのとれた歴史観！

第１部　国家の運命（「安倍談話」と昭和の時代；日本再生への処方箋―愛すべき日本、学ぶべき明治）
第２部　世界の中の近代日本（昭和天皇とヴィクトリア女王―平成二十七年四月二十九日、明治神宮での講演；私たちが尊ぶべき日本の宗教文化とは何か；『五箇条ノ御誓文』から『教育勅語』へ―明治の開国と昭和の開国；『福翁自伝』とオランダの反応；新渡戸稲造の『武士道』―西洋にさらされた日本人の自己主張；日中関係史を解き明かす周作人の伝記）
第３部　日本の進歩派はなぜ時代遅れなのか（「マルクスが間違うはずはありません」；『朝日』の正義はなぜいつも軽薄なのか；日本の知識人は台湾問題でなぜ声をあげないのか―日本戦略研究フォーラムでの講演；史実に基づく修正までなぜためらうのか―Ｅｖｅｎ　ｔｈｅ　Ｄｅｖｉｌ　ｉｓ　ｎｏｔ　ｓｏ　ｂｌａｃｋ　ａｓ　ｈｅ　ｉｓ　ｐａｉｎｔｅｄ．）

[日販商品データベースより]

偏狭なナショナリズムでも外国本位の自虐でもない、「世界の中の日本」の位置と力を知るバランスのとれた複眼思考。世界を知り、わが国の例外的な幸福を知る。比較史の大家が語る「国家の運命」。