[BOOKデータベースより]
「いまの世界」は、ここから始まった。英語、自由主義、グローバル資本主義…21世紀を方向づけた英米「特別な関係」は、どこから来て、どこへ行くのか?知られざる歴史を照らし出す!
英米関係の歴史を概観する
忠実なる巨民から手ごわい競争者へ―イギリスから見た英米関係の三〇〇年
イギリス帝国の植民地から西半球の覇権国へ―アメリカから見た米英関係の三〇〇年
冷たい提携の時代―第一次世界大戦から戦間期へ
「特別な関係」の誕生―第二次世界大戦期
戦後世界秩序の共同構築とその限界―一九四七〜五六年
「特別な関係」の危機と再構築―一九五六〜六三年
力の凋落と変容する国際秩序への対応―一九六三〜七五年
新自由主義時代の協調と緊張―一九七五〜九〇年
武力による国際秩序の強制的再編とその限界―一九九〇〜二〇一五年
英米「特別な経済関係」―世界経済秩序の展開からみる
21世紀をかたちづくったとも言われる、イギリスとアメリカの「特別な関係」。かつての植民地とその宗主国は、なぜかくも世界に影響を与える「名コンビ」になったのか? かつての大英帝国は、なぜリーダーの地位をおとなしくアメリカにゆずったのか? 一筋縄ではいかない「特別な関係」の四百年を、世界秩序とのかかわりを念頭に描き出す。
いまの世界は、ここから始まった。戦後世界を方向づけた英米「特別な関係」は、どこから来たのか? 知られざる歴史を照らし出す!