- アルベール=カミュ 新装版
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784389421670
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[BOOKデータベースより]
私たちは自分を超えた盲目的な力によって制約を課され、場合によっては生死の鍵すら握られていると感じることはないだろうか。アルベール=カミュはこのような不条理を直視し、明晰に理解しようと努めることをやめなかった。そしてこの苦行に耐えつつ生きる人間像をカミュが作品世界の中に自律させたとき、そこには愛のオーラが光を放っていた。不条理な宿命に反抗するというストイックな登場人物たちの沈黙の彼方には愛と幸福への希求が鉱脈のように存在している。本書では様々な相貌を呈するカミュの生涯と作品に切り込んでゆき、現代人としてカミュを読むことの意味とその魅力をさぐることにする。
1 生い立ちの光と影
[日販商品データベースより]2 文化活動とジャーナリズム
3 たたかう市民から栄光の作家へ
4 “反抗的人間”と論争
5 悩めるカミュ
6 『転落』
7 『追放と王国』
私たちは自分を超えた盲目的な力によって制約を課され,場合によっては生死の鍵すら握られていると感じることはないだろうか。カミュはこのような不条理を直視し,明晰に理解しようと努めることをやめなかった。誠実なモラリストであるカミュは,己の言葉と現実とのずれに虚偽を見いだし,そのような人間本性の深淵に潜む自我と権力欲にもスポットライトを当て,これに芸術作品という普遍的な形を与えようとした。本書では,多角的な視点からカミュの生涯と作品に切り込み,現代人としてカミュを読むことの意味とその魅力を探る。