[BOOKデータベースより]
備後は三次のお侍、平太郎は怖いもの知らず。あるきっかけで、妖怪たちが屋敷に毎日毎晩訪れるようになってしまいました。一泡吹かせてやろうと、妖怪たちは平太郎に果敢に挑みますが…。“実話”として伝わる、ユーモラスな怪談物語「稲生物怪録絵巻」の絵をそのまま生かして、楽しい絵本に。
[日販商品データベースより]絵巻をそのまま絵本に!
【あらすじ】
備後は三次のお侍、平太郎は怖いもの知らず。あるきっかけで、妖怪たちが屋敷に毎日毎晩訪れるようになってしまいました。一泡吹かせてやろうと、妖怪たちは平太郎に果敢に挑みますが…。
“実話”として伝わる、ユーモラスな怪談物語「稲生物怪録絵巻」の絵をそのまま生かして、楽しい絵本に。
この絵本は「稲生物怪録絵巻」という江戸時代中期(1747年ころ)実在した稲生武太夫(いのうぶたゆう)の体験記録で、この大本を書いた柏正甫(かしわせいほ)は稲生の友人で、本人から聞いた記録を書き残したとされています。(後書きの解説を簡略して書きました)
という実に歴史のあるおばけ体験記を現代の子どもたちように書き直したのが本書です。
いかにも江戸中期の“ばけもの”が闊歩していた時代の物語で、とても面白いです。
文体は現代語訳されているものの、文章量がとても多いので、お薦めするのは小学校高学年以上のお子さんたちでしょうか。
平太郎が、化け物が出るといわれるたたり岩へ出かけてから約二週間の出来事が描かれています。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子22歳、女の子18歳)
【情報提供・絵本ナビ】