- 真理と正当化
-
哲学論文集
叢書・ウニベルシタス 1044
Wahrheit und Rechtfertigung.法政大学出版局
ユルゲン・ハーバマス 三島憲一 大竹弘二 木前利秋 鈴木直- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588010446
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 友愛と敵対
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2002年06月発売】
[BOOKデータベースより]
哲学の限界を超えて。ローティ、ブランダム、パトナム、ヘーゲル、カントなどを言語論的カント主義の流れをくむプラグマティズム的認識実在論において論じ、ドイツ観念論を分析哲学の用語で書き換え、英米系の分析哲学と、大陸系の政治哲学や社会哲学という大きな二つの流れが架橋可能であることを明快に示す。哲学史を刷新し、理論と実践の関係に、新たな展望をもたらす。
語用論的転回後の実在論
[日販商品データベースより]第1部 解釈学から形式語用論へ(解釈学的哲学と分析哲学―言語論的転回のふたつの相互補完的バージョンについて;相互了解の合理性―コミュニケーション的合理性という概念に関するスピーチアクト理論からの解説)
第2部 間主観性と客観性(カントからヘーゲルへ―ロバート・ブランダムの言語語用論;脱超越論化の道―カントからヘーゲルへ、そしてヘーゲルからカントへ)
第3部 ディスクルスと生活世界における真理(真理と正当化―リチャード・ローティの語用論的転回;価値と規範―ヒラリー・パトナムのカント的プラグマティズムへの注釈;「正当性」対「真理」―道徳的な判断と規範が当為として妥当することの意味について)
第4部 哲学の限界(再び、理論と実践の関係について)
英米系の分析哲学と、大陸系の政治哲学や社会哲学という大きな2つの流れが架橋可能であることを明解に示す。観念論を中心に哲学史を刷新して、理論と実践の新たな関係へと光をあてた1冊。