- 侵蝕
-
壊される家族の記録
角川ホラー文庫 Hく30ー10
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041043363
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ふたり腐れ
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2025年04月発売】
- 監禁依存症
-
価格:825円(本体750円+税)
【2023年10月発売】
- 執着者 文庫版
-
価格:902円(本体820円+税)
【2024年01月発売】
- 氷の致死量
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年02月発売】
- ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年07月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
北区の太
-
連続読み
読んだ順に、「鵜頭川村事件」、「避雷針の夏」、「少女葬儀」、「ぬるくゆるやかに流れる黒い川」。そして、今回は「侵蝕」。どれもすごい。家族の1人を失った家庭に生じた歪みにつけ込むかのように登場する侵蝕者たち。家族がお互いにいがみあうように、監視するようにマインドコントロールされて行く。不安・不満を抱いている人ほど簡単にコントロールされてしまう。人の心の闇を描かせたらこの人はすごい。次は「瑕死物件」を読む予定。タイトルがまたよい。今度はどんな怖さ・嫌さを感じさせてくれるか、楽しみだ。
[BOOKデータベースより]
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは…。幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関を、弟と同じ名前の少年が訪れた。行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め…。洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは…。傑作ミステリ。
[日販商品データベースより]ねえ。
このうちって、とてもいいおうちよね。
――わたしの、理想のおうちだわ。
皆川美海は平凡な高校生だった。あの女が、現れるまでは……。
幼い弟の事故死以来、沈んだ空気に満ちていた皆川家の玄関に、
弟と同じ名前の少年が訪れた。
行き場のない彼を、美海の母は家に入れてしまう。
後日、白ずくめの衣裳に厚塗りの化粧をした異様な女が現れる。
彼女は少年の母だと言い、皆川家に“寄生”し始め……。
洗脳され壊れてゆく家族の姿におののく美海。
恐怖の果てに彼女を待つ驚きの結末とは……。
恐ろしくて、やがて切ない、
大人気シリーズ『ホーンテッド・キャンパス』著者による傑作ミステリ!
(単行本『寄居虫女』改題)