- 貧乏物語
-
現代語訳
講談社現代新書 2372
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062883726
[BOOKデータベースより]
不朽の名著×知の巨人、100年目のコラボレーション!なぜ豊かな国に多数の「貧乏人」がいるのか?なぜ働いても貧乏から脱出できないのか?トランプ、サンダース旋風の正体は?資本主義の矛盾を解決するための処方箋とは?絶望的な貧困が日本を、世界を覆う現在、「貧困」と格闘した経済学者の思考を引き継ぐ。
上編 いかに多数の人が貧乏しているか(「貧乏線」を生きる人びと;豊かな先進国の多くの貧乏人;イギリス児童食事事情;貧乏との大戦争)
中編 何ゆえに多数の人が貧乏しているか(なぜ人間社会は発達したか;機械の発明という衝撃;贅沢品と生活必需品)
下編 どうすれば貧乏を根治できるか(貧乏をなくす三つの方法;アダム・スミスの間違い;経済体制の改造か個人の改善か;経済問題は究極の社会問題;贅沢廃止論;経済学と倫理学)
付録 ロイド・ジョージ
不朽の名著×知の巨人 100年目のコラボレーション! 佐藤優が「貧困」の正体に挑む!なぜ豊かな国に多数の「貧乏人」がいるのか?なぜ働いても貧乏から脱出できないのか?トランプ、サンダース旋風の正体は?資本主義の矛盾を解決するための処方箋とは?絶望的な貧困が日本を、世界を覆う現在、「貧困」と格闘した経済学者の思考を引き継ぐ。
不朽の名著×現代の「知の巨人」による100年目のコラボレーション!
佐藤優が「貧困」の正体に挑む!
1916年の発表から1世紀――。
日本の志ある若者たちが夢中になって読み耽った古典が
わかりやすい、読みやすい現代語訳でよみがえる。
現代の若者にこそ読ませたい一冊!
「世間にはいまだに一種の誤解があって、『働かないと貧乏するぞという制度にしておかないと、人間はとにかく怠けてしかたがない。だから、貧乏は人間を働かせるために必要なものだ』というような議論があります。しかし、少なくとも今日の西洋における貧乏は、決してそういう性質のものではありません。いくら働いても貧乏から逃れることができない、『絶望的な貧乏』なのです」――本文より
なぜ豊かな国に多数の「貧乏人」がいるのか?
なぜ働いても貧乏から脱出できないのか?
トランプ、サンダース旋風の正体は?
パナマ文書が語る資本主義の現実とは?
人間関係の商品化とは?
資本主義の矛盾を解決するための処方箋とは?
絶望的な貧困が日本を、世界を覆う現在、「貧困」と格闘した経済学者の思考を現代の「知の巨人」が引き継ぐ。渾身の46ページ解説付き。
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