- 謎解き印象派
-
見方の極意
河出文庫 に10ー2
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2016年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309414546
[BOOKデータベースより]
単なる“印象”を描いたにすぎないという批評家の酷評から、その名がついた印象派。モネのタッチは「よだれの跡」ルノワールの裸婦の色彩は「腐敗した肉」と嘲笑された。当時の人々にとって、印象派の絵は、なぜ下手で下品に見えたのか?そんな不遇の絵画が、今日では、なぜ名画の代表になったのか?そして印象派が、日本で人気の理由とは?モネ、マネ、ドガ、ルノワール…究極の鑑賞術を通して、印象派の謎のすべてに答える画期的入門書。
はじめに モネは、なぜ「わからない」と非難されたのか
1 モネは、なぜ「下手」と笑われたのか―軽やかな画風が嘲笑された理由
2 印象派はインディーズの元祖だった―印象派展は、なぜ開催されたのか
3 チューブ入り絵の具が印象派を生んだ―印象派はなぜ屋外で絵を描いたのか
4 マネは、なぜ「不道徳」と叱られたのか―リアルなヌードが罵倒された理由
5 画家達のカフェ―皇帝のリューマチが近代都市を生んだ
6 絵画のリゾート―レジャー・ブームが印象派のタッチを生んだ
7 個性のカタログ―印象派の見分け方
8 日本人は、なぜ印象派が好きなのか―明治維新とジャポニスム
9 未完の光―永遠の「今」を求めて
今や名画の代表の印象派は、かつて「印象を描いただけ」と最も酷評された絵画だった!?究極の鑑賞術で印象派の全てがわかる決定版。
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モネのタッチは“よだれの跡”、ルノワールの色彩は“腐敗した肉”…今や名画の代表である印象派は、なぜ当時、ヘタで下品に見えたのか? 究極の鑑賞術で印象派のすべてがわかる決定版。