理論刑法学の探究 ９

成文堂
川端博（刑法学）　浅田和茂　山口厚　井田良　

• 価格: 4,620円（本体4,200円＋税）
• 発行年月: 2016年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784792351847

内容情報

[BOOKデータベースより]

論文（死刑と終身刑―否定論の立場から；死刑執行始末書の分析―絞首刑の実態に迫る；裁判員制度と死刑の適用基準；承継的共犯論の現状と課題；承継的共犯論の帰趨；共犯関係の解消について）
書評（幇助犯成立要件の再構築―小島秀夫著『幇助犯の規範構造と処罰根拠』（成文堂、２０１５年）を読んで；中野正剛『未遂犯論の基礎―学理と政策の史的展開―』（成文堂・２０１４）を読んで）
外国論文紹介（判例変更と遡及処罰の禁止に関する最近のドイツ刑法の展開；ドイツ性刑法における「被害者の意思に反する（ｇｅｇｅｎ　ｄｅｎ　Ｗｉｌｌｅｎ　ｄｅｓ　Ｏｐｆｅｒ）」要件の展開―ドイツ刑法１７７条の改正の動きを中心に；予防刑法をめぐるドイツの議論状況―Ｂｅａｔｒｉｃｅ　Ｂｒｕｎｈ¨ｏｂｅｒ（Ｈｒｓｇ．），Ｓｔｒａｆｒｅｃｈｔ　ｉｍ　Ｐｒ¨ａｖｅｎｔｉｏｎｓｓｔａａｔ，２０１４の紹介）

[日販商品データベースより]

刑法の基礎理論を研究した上での真剣な論争を通して、理論刑法学を発展させることを目標とした研究誌。本巻では、死刑に関する３つの論文、共犯論に関する３つの論文の他、書評、外国論文の紹介を収録。