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- 試練と挑戦の戦後金融経済史
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岩波書店
鈴木淑夫
- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000611374


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[BOOKデータベースより]
物価安定と経済発展という時に矛盾する二つの目標の間で、金融政策は揺れ動いてきた。その揺らぎがインフレやデフレ、バブルや恐慌といった結果をまねき、私たちの生活を大きく振り回してきた。どうすれば安定した暮らしを実現できるのか―そのために日本銀行は試練と挑戦、成功と失敗を繰り返してきた。金融政策に深く関わった著者が、その歴史をたどり、未知の領域へと突入した日本経済の行く末を探る。
1 発展期の日本経済と金融政策(占領下の金融政策―インフレ下の産業復興と防がれた「恐慌」;高度成長期へ―恵まれた国際環境;転機―国債発行と経常収支の黒字定着;「強い国・日本」―最後の輝き)
[日販商品データベースより]2 日本経済の挫折(バブルの発生―国際政策協調という「拘束」;バブルの崩壊とバランス・シート・リセッション―忘れていた昭和金融恐慌;防げなかった「恐慌」と「失われた15年」=デフレの始まり―「財政再建至上主義」に踊らされた政治)
3 金融政策の新たな挑戦(ゼロ金利と量的緩和=非伝統的金融政策―ゼロ成長からの回復;米欧の金融危機と世界同時不況―消えたデフレ脱却;そして異次元へ―効いているのか;出口はどこに―マイナス金利政策の行方と膨らむリスク;どうなる日本経済―アベノミクスを超えて)
戦後の金融政策は試行錯誤の歴史であり、その軌跡は景気と家計に大きな影響をもたらしてきた。そして今、異次元の緩和とともに日本経済は未知の領域へと突入した。長く政策運営に携わった著者が来し方行く末を描く。