[BOOKデータベースより]
便所飯のパイオニア、躁ウツ8年間、人類愛教の教祖さま…どんなにこじらせても、絶望したとき人は前に進める。歴代哲学者もとんでもない中二病だった!?
プロローグ―どうせ、だれも分かってくれない
第1章 教祖さまになる 承認欲望―ヘーゲル
第2章 哲学にぶっ飛ばされる 真理なんてない―デカルト、カント、フッサール
第3章 苫野発狂 至福―プラトン、ニーチェ、バタイユ
第4章 絶望の達人 絶望と希望―キルケゴール、ルソー
第5章 哲学の女神 普遍的モンダイ―相互了解と相互承認
第6章 哲学の使い方 欲望と承認―自由に生きる
エピローグ―苦悩先輩と呼ばれて
歴代哲学者も、とんでもない中二病だった。どんなにこじらせても、絶望した時に人は前に進める…。「便所飯のパイオニア」「スクールカースト最下位」「人類愛教の教祖さま」からの技術としての哲学。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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★プロ書店員レビュー★
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なるほど、哲学が役に立つとはそういうことか
哲学史の初級入門書や、あるいは哲学の一部を切り取って面白おかしく紹介する類のエッセイは、既にたくさんある。しかし、哲学そのものの有用性、つまり「哲学は、役に立つ」ということを、誰にでもわかるように書き、哲学の「学」としての魅力をこんなにも豊かに伝える本は、珍しい。なにより、ちょっと面倒な、悩める学生だった著者本人が哲学に出会って救われる体験談の説得力に、たいていの本は敵わない。多くの人には、生きる上でヘーゲル哲学を切実に必要とする場面など想像もできないが、この本には、その生きた実例が笑い話のように書いてある。なるほど、哲学が役に立つとはそういうことか、と納得できる。だから、最後に示される哲学の二大原理(「欲望相関性」「相互承認」)について、もっと知りたい、それについて学べば、私の問題や社会の問題が「解ける」のではないかと思ってしまう。ここまで哲学の可能性に期待させる本もなかなかない。
レビュアー:野上由人 / リブロ / 男性 / 40代
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スクールカースト最下位、友だちゼロ、から一転、人類愛教の教祖になった僕が、哲学に出会って普通になれた!