[BOOKデータベースより]
見えるものと見えないもの―鍛えられた言葉
「切なさ」をめぐって―二十年後のシンクロニシティ
母なるものをめぐって―最も語りにくい話題について
沈黙と測り合えるほどの言葉―沈黙の語法
愚かであることを愛おしく思うということ―向田邦子に寄せて
生まれてから死ぬまでの時間―或る「自己責任」論
憎しみの場所、悔恨の時間―電車の中吊り広告を見て思うこと
聴きたい声がある―沈黙の言葉
愛国心と自我の欲求―国境を越えた文体
愚劣さに満ちた世界で、絶望を語る―言葉への懐疑
「言葉」が「祈り」になるとき―痛みの連祷
呟きと囁き―戦争前夜の静けさ
嘘―後ろめたさという制御装置
言葉の交換を放棄したもの―唄が火に包まれる
時代が人間を追い越す―時間と時代
言葉のあとさき―未生の言語
言葉は自らの不在を願っている―倫理あるいは愛
遺言執行人―死者の声を聴きながら
言葉の不思議な性格―あとがき
言葉の魔術師が40年前の自分におとしまえをつける。言葉だけが思考を鍛える。言葉はあまりにも力強く、そして無力。美しくて切ない現代詩とともに言葉の力をつむぐ、珠玉のエッセイ。
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言葉の魔術師が40年前の自分におとしまえをつける。言葉だけが思考を鍛える。言葉はあまりにも力強く、そして無力。美しくて切ない現代詩とともに言葉の力をつむぐ珠玉のエッセイ。