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- 寛容論
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光文社古典新訳文庫 KーBウー3ー1
Traite´ sur la tole´rance.- 価格
- 1,166円(本体1,060円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334753320
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[BOOKデータベースより]
カトリックとプロテスタントの対立がつづくなか、実子殺しの容疑で父親が逮捕・処刑された「カラス事件」。狂信と差別意識の絡んだこの冤罪事件にたいし、ヴォルテールは被告の名誉回復のために奔走する。理性への信頼から寛容であることの意義、美徳を説いた最も現代的な歴史的名著。
ジャン・カラス殺害のあらまし
ジャン・カラス処刑の結果
十六世紀における宗教改革の思想
寛容は危険なものなのか、また、寛容を重んずる民族は存在するか
寛容はいかなるばあいに許されるか
不寛容ははたして自然の法であり、人間の権利であるのか
不寛容は古代ギリシアの時代にもあったのか
ローマ人は寛容だったか
殉教者たち
偽の伝説や迫害の物語の危険性〔ほか〕