- 日影丈吉幻影の城館
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- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2016年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309414522
[BOOKデータベースより]
折口信夫が、江戸川乱歩が、そして澁澤龍彦が種村季弘が絶賛した、郷愁の作家の最高傑作集。「オウボエを吹く馬」「変身」「匂う女」「異邦の人」「歩く木」「ふかい穴」「崩壊」「蟻の道」「冥府の犬」…下町物、明治大正エロティシズム、“春日検事の事件簿”シリーズより、台湾物…の、多様な読み味の全11篇。異色の幻想・ミステリ作家の面目躍如!
[日販商品データベースより]異色の幻想・ミステリ作家の傑作短編集。「変身」「匂う女」「異邦の人」「崩壊」「蟻の道」など、多様な読み味の全11篇。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:2)
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北区の太
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明治大正伝奇小説
明治大正の女性のエロティシズムを感じさせてくれる作品。江戸川乱歩絶賛とあったので読んでみたが、ミステリーとしての完成度はもう一つという印象。特に、「歩く木」は、タイトルといい、テーマといい、非常に面白そうなのだが、なぞ解きの部分でもう一工夫欲しい感じ。読後、物足りなさが残った。とはいえ、短編集なので、明治大正時代の雰囲気を味わいたい人には、気に入る1篇あるかも。
異色の幻想・ミステリ作家の傑作短編集。「変身」「匂う女」「異邦の人」など全11篇。