美術で綴るキリスト教と仏教

有の西欧と無の日本

晃洋書房
門屋秀一　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2016年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784771027305

内容情報

[BOOKデータベースより]

空白を埋めつくそうとする西欧のキリスト教美術と、余白を好む水墨画といった日本の仏教美術。その有と無の対比から双方に特徴的な宗教観を読み解く。対立軸から考える宗教学。『絵画で綴る哲学と倫理学』に続く第二作。

有のキリスト教美術と無の仏教美術
生涯から見た有のキリストと無の釈迦
復活から見たキリストの有と達磨の無
言葉から見た有のキリスト教と無の仏教
実践に対するキリスト教と仏教
弟子に有を示すキリストと無を示す仏教者
反逆者を斬らせたモーセ、猫を斬る南泉
聖霊の象徴の鳩、仏性の像徴の鴨
西洋の時間と東洋の時間
西洋の天地創造と東洋の十牛図
サムライの宗教とは？
懐疑に始まる有の哲学、無の哲学
場所論としての西田哲学

[日販商品データベースより]

空白を埋めつくそうとする西欧のキリスト教美術と、余白を好む水墨画といった日本の仏教美術。その有と無の対比から、双方に特徴的な宗教観を読み解く。「絵画で綴る哲学と倫理学」に続く第２作。