[BOOKデータベースより]
漢字廃止・制限論と擁護論との対立が、さまざまな「応世」と偏狭頑迷な「伝世」の主張となって、激しい「思想戦」をいくたびも繰り返してきた。その逆説の構図をあぶり出す、日本語そのもののあり方を問い直し、これからの日本語を考えるために不可欠の基礎作業。文字に思想はあるのか。
第1章 漢字廃止・制限論をどうとらえるか
第2章 文明化の思想
第3章 競争の思想―国際競争と産業合理化のなかで
第4章 動員の思想―能率と精神のあいだ
第5章 革命の思想―マルクス主義という「応世」
第6章 草の根の思想―「昭和文字」の射程
第7章 総力戦下の思想戦―標準漢字表をめぐる攻防
第8章 それぞれの敗戦後
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 最短距離でゼロからしっかり学ぶPython入門 必修編 改訂新版
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2024年11月発売】
- Python実践データ分析 課題解決ワークブック
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年04月発売】
- マイニングやNFTを無料で本格運用できるブロックチェーンを作る!
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年09月発売】
- 日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年06月発売】
- 最短距離でゼロからしっかり学ぶPython入門 実践編 改訂新版
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2024年11月発売】
効率論や西洋型先端思想やナショナリズムに基づいて漢字を制限もしくは廃止する思想を思想史として総括した意欲作。