サハリン残留

日韓ロ百年にわたる家族の物語

高文研
玄武岩　スヴェトラナ・パイチャゼ　後藤悠樹　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2016年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784874985939

内容情報

[BOOKデータベースより]

サハリン（樺太）。かつて日本とロシアが支配権をめぐって争ったこの島には、日本・韓国・ロシア３国にまたがる生活空間を築きあげた人びとがいる。本書は、国家に翻弄されながらも、「国境」を超え、「多文化」の中でたくましく生きる１０の家族の物語。

「家族」と暮らす（日・韓・ロ三国に広がる生活空間；戦後サハリンで生き抜いた母と帰国三世の孫のアイデンティティ；「永住帰国」の道を切り拓いた人生；三つの文化のなかで子育てする帰国三世）
「国境」を超える（亡き母の望郷の思いを抱きしめて生きる娘；サハリン・北海道・仁川を行き来する；韓国に「永住帰国」した日本人女性）
サハリンで生きる（トマリの土になる；実の父と母を抱きしめたい；私の「故郷」はサハリン）

[日販商品データベースより]

サハリンには、日本・韓国・ロシア３国にまたがる生活空間を築き上げた人々がいる。本書は、国家に翻弄されながらも、「国境」を超え、「多文化」の中でたくましく生きる１０の家族の物語。