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[BOOKデータベースより]
新しい世界史/グローバルヒストリーとは何か
[日販商品データベースより]第1部 新しい世界史/グローバルヒストリーの方法(新しい世界史と地域史;グローバルヒストリーの潮流の中で各国史にまだ意義はあるのか;地域史とグローバルヒストリーの一体的なアプローチによる東アジア近世史の再考;東亜から東アジア海域へ―歴史世界の構築とその功罪;東アジア近代哲学における条件付けられた普遍性と世界史;思想の世界史は可能か;中国におけるグローバルヒストリー研究の伝承と革新―復旦大学歴史学部世界史学科の歩みを例に)
第2部 新しい世界史/グローバルヒストリーの試み(陀羅尼は海を越えて―スリランカの経典伝播と東アジアの仏教文化;「旧風を改める者一人としてなし」―唐の世界史観;明朝の薛〓(せん)従祀に対する朝鮮王朝の反応;開かれた世界という物語―オランダの悲劇、中国の噂、そして世界的なニュースとしての明朝の滅亡;東アジアを視野に入れた中国地域社会の研究;一六、一七世紀 世界の文学;日本的倹約のトランスナショナルな歴史;大学の「内なる国際化」―東京大学にみる国際化の一四〇年)
世界史はどのように考えられ、将来に向けていかに構築されていくのか。東京大学東洋文化研究所、復旦大学文史研究院、プリンストン大学東アジア研究学部の研究者による、東アジアからみた新しい世界史の取り組み。