第一次世界大戦史

諷刺画とともに見る指導者たち
中公新書　２３６８

中央公論新社
飯倉章　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2016年03月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784121023681

内容情報

[BOOKデータベースより]

一九一四年に勃発した戦争は、当初の予測を裏切り、四年以上に及ぶ最初の世界大戦となった。その渦中で、皇帝や政治家、軍人などの指導者は、どのような選択と行動をし、それは戦況にいかなる影響をもたらしたのか。本書は重要人物や戦場を描いた一〇〇点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。複雑な背景を持ち、八五〇万人以上の戦死者が出た大戦を多面的に読み解き、実態を示す。

序章　七月危機から大戦勃発まで
第１章　一九一四年終わらなかった戦争
第２章　一九一五年長引く戦争
第３章　一九一六年消耗戦の展開
第４章　一九一七年アメリカ来たりてロシア去る
第５章　一九一八年ドイツの賭けと時の運
終章　ヴェルサイユ条約とその後の群像

[日販商品データベースより]

第一次世界大戦では、戦意高揚や敵国を揶揄するための諷刺画が、各国メディアで多用された。本書では、重要人物や戦場を描いた１００点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。