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- 木下杢太郎随筆集
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2016年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062903035
[BOOKデータベースより]
北原白秋らと文学美術運動「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、キリシタン史研究家等として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。旺盛な好奇心と繊細な感受性、広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。
1(小学校時の回想;すかんぽ;僻郡記 ほか)
2(市街を散歩する人の心持;京阪聞見録;海郷風物記 ほか)
3(小林清親の板画;フウゴオ・フォン・ホフマンスタアル父子の死;古語は不完全である・然し趣が深い ほか)
北原白秋らと「パンの会」を組織し、小説家、劇作家、美術家、キリシタン史研究家として活躍した耽美派の詩人は、医師としてハンセン病根絶に尽力した智と義の人でもあった。三島由紀夫が「いちばん美しい紀行文」と称した「クウバ紀行」、加藤周一が鴎外以後、荷風と共に「高雅な余韻」を伝えると評する史伝(「森鴎外」)他を収録。広い教養と思惟の深さを具えた巨人が遺した散文の精髄。
鴎外を継承する詩人、小説家、劇作家、評論家、医学者でもあった杢太郎の随筆を厳選。格調高い日本語と学識から生まれた至高の文選。