[BOOKデータベースより]
自己愛に関する基礎研究と臨床実践を橋渡しする画期的論考。
第1章 自己愛・ナルシシズムに関する研究レビュー―文献研究(精神分析学派の捉えるナルシシズム像;コフートとカーンバーグの議論したパーソナリティ・自己概念 ほか)
第2章 「建設的な自己愛・不適応的な自己愛」再考―実証的研究(大学生におけるNPI得点の時代的変遷に関する検討;自己愛の構成概念に関する検討 ほか)
第3章 医師患者関係に持ち込まれる自己愛の問題―がん医療におけるインフォームド・コンセント観察研究より(医療へと動機づけと自己愛の関連(量的アプローチ);外来化学療法ICの事例(質的アプローチ) ほか)
第4章 自己愛に関する累積的事例研究―臨床実践的研究(緩和医療における肺がん患者の事例;急性期における交通外傷の患者の事例 ほか)
第5章 総合考察
自己愛の心理学的特性や神経基盤をめぐる実証的研究、医療現場での観察研究や臨床事例研究の成果を実践につなげる。
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自己愛に関する基礎研究と臨床実践を橋渡しする画期的論考。自己愛の心理学的特性や神経基盤をめぐる実証的研究、医療をフィールドとした観察研究や臨床事例研究を通して、心理援助における自己愛という視座の展開可能性を探る。「自己愛というテーマに革新的な位置づけを与えた労作」(老松克博氏)、「これまでに例を見ない斬新な研究の実例であり、この領域の研究法の進展の一つの方向性を指し示すものとなり得る」(斎藤清二氏)。