[BOOKデータベースより]
道路や橋や、大きなダムをつくる土木工事。そんなダイナミックな工事現場を見てみたいと思いませんか?さあ!工事現場に潜入だ!
第1章 掘る(幌富バイパス;首都高速大橋ジャンクション(地下) ほか)
第2章 かためる(JR新宿駅南口;羽田空港の埋めたて工事 ほか)
第3章 組みたてる(JR中央線;首都高速大橋ジャンクション(地上) ほか)
第4章 材料をつくる(セメント工場;鉄筋工場 ほか)
新宿駅や東名高速道路ほか、トンネル、空港、ダムなど、普段見ることのできないダイナミックな工事現場の様子が、徹底した取材と緻密なイラストで丸わかり。工事現場の魅力がいっぱいつまった1冊。
鉄道や道路、ダム、工事で使う材料をつくる工場などの、現場を緻密なイラストで紹介する社会の本。
2016年刊行。
「モリナガ・ヨウの土木現場に行ってみた!」(アスペクト)を絵本として再構成・出版。工事現場の取材は2006ー2009年にかけて行われたもの。
工事の関係者しか入れない場所のことを事細かにイラストに描いてくれた。重機やいろんな工夫、材料、作業員向け便利グッズ、安全対策…この世の中は知らないことだらけだ。
例えば、海底のやわらかい土壌を改良する技術や、巨大なトンネルを効率よく掘る技術、周辺の環境に配慮した工事方法など、工事現場ではいろんな新しい方法を試していて、常に進化している。
取材は2006年ー9年ごろなので、2024年の現在では、もっとスゴイ技術ができているのだろうと思われる。
うちの近所や、行く先々で「工事」しているのだが、
ああいうところで働いている人たちのすごさや偉大さがわかる絵本。知らないと何気ない風景になってしまうけど、ちょっとでも関心をもつと、先人たちの素晴らしい技術や努力が形を成しており、子孫たちが豊かに幸せに、安心して暮らせるようにしてくれたと思えて、感謝する。
大人が見ても面白くてためになる絵本。
大きな画面で、ゆっくりじっくり味わいたい。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】