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[BOOKデータベースより]
タモリ、小曾根真、ケイコ・リー、菅原正二、小川隆夫、岡崎正通、小西啓一など、ジャズの達人が選んだ約1,000枚のアルバム。その中からランキング55位までを徹底解説!!マイルス・デイビスの「ジャズで大切なことはオネスティー(正直さ)だ」の言葉どおり、「正直な」解説を加えて1冊に仕上げた。ありそうでなかった、ミュージシャンセレクトのジャズ入門書。
『カインド・オブ・ブルー』マイルス・デイビス―「お前ここで聴いていろよ」と、マイルスはケリーに言った。
『サキソフォン・コロッサス』ソニー・ロリンズ―ソニーの良さは、朗々と吹くところです。
『サムシン・エルス』キャノンボール・アダレイ&マイルス・デイヴィス―マイルスは、自分のミストーンを何故残したのか。
『ワルツ・フォー・デビイ』ビル・エヴァンス―20世紀の近代音楽の和声をジャズで開花させたのがこの人だと思います。
『バラード』ジョン・コルトレーン―ピアノのマッコイ・タイナーの美しいバッキングを感じて欲しい。
『クール・ストラッティン』ソニー・クラーク―演奏も音もナチュラルで、一生懸命さがない。その理由は?
『モーニン』アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ―アートは太陽みたいな人で、僕の先生でもありました。
『グルーヴィー』レッド・ガーランド―ガーランドは、本当に純朴で可愛い人って感じでした。
『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』マイルス・デイビス―マイルスのライブレコーディングの最高峰がこのアルバムです。
『オーバーシーズ』トミー・フラナガン―トミーがエルヴィンに触発されて、凄いプレイをしています。〔ほか〕
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ジャズベーシストの巨匠である筆者が、日本ジャズ界の仲間が選んだ約1000枚のアルバムから上位55枚を評論した入門書。