[BOOKデータベースより]
なぜ、フランスなのか?そして、絶望から立ち上がることができるのか。シャルリー・エブド襲撃事件、続けて起こったパリ同時多発テロで今なお衝撃と恐怖に支配される欧州。10年以上にわたりフランスを見続けてきた著者だからこそ、悲観的観測だけでなく、移民として懸命に生きる人々と市民たちの草の根の活動の中に希望を見出すことに成功した。
第1章 フランス人、三代前はみな移民―人種の坩堝・パリ(移民たちと食べた無料のクスクス;常設の「派遣村」はアソシエーションの活動 ほか)
第2章 フランスの移民政策(テロの原因は移民への差別なのか;「世界の隠れ家」フランス ほか)
第3章 人生いろいろ、人種もいろいろ(私が出会った移民・難民たち;アフガニスタンから来た政治難民のマランガンさん ほか)
第4章 押し寄せる難民に揺れるヨーロッパ(移民大国ドイツの挑戦;ミュンヘンで市民の大歓迎を受ける難民・移民たち ほか)
池上彰氏推薦!
10年以上にわたりフランスを見続けてきた著者の渾身のルポルタージュ
なぜ、フランスなのか?
そして、絶望から立ち上がることができるのか
シャルリー・エブド襲撃事件、続けて起こったパリ同時多発テロで、今なお衝撃と恐怖に支配される欧州。
10年以上にわたりフランスを見続けてきた著者だからこそ、悲観的観測だけでなく、
移民として懸命に生きる人々と市民たちの草の根の活動の中に希望を見出すことに成功した。
フランスのある裁判官は、私にこう言った。
「不法移民の子どもを保護して、フランス社会で暮らしていけるように育てたとしても、
同化できる子は六割、後足で砂をかける子が四割いる。
しかし、たとえ四割の子に裏切られたとしても、それでも目の前にいる子を助ける。
それがフランスという国だ」
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シャルリー・エブド事件、パリ同時多発テロ…。「人権大国」フランスで生きる移民たちの現状。ヨーロッパから世界の行く末を問う。