- 香港
-
中国と向き合う自由都市
岩波新書 新赤版1578
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004315780
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[BOOKデータベースより]
二〇一四年秋、大都市中心部を市民が七九日間も占拠した香港の雨傘運動。一五五年の英国の植民地支配後、「高度の自治」を付与され中国に返還された「ノンポリ国際都市」が政治に目覚めたのか。アジア経済危機以降に強まる「中国化」への猛反発は、何を意味するのか。日本・香港の気鋭が歴史背景と現代文化から緻密に解読。
第1章 「一国二制度」下の香港(「一国二制度」とは何か;準国家としての香港;地方としての香港)
第2章 イギリスの遺産―植民地構造と自由(植民地型統治;独裁の下の自由;自由の限界;未完の民主化)
第3章 「中国化」と香港の自由―返還後の香港(静かな返還;「中港融合」と中国化;民主化の「中国化」;「中国化」の限界と自由社会)
第4章 植民地香港における自由の条件―文化と社会(香港を語る人々;彷徨う魂と江湖豪傑;香港アイデンティティの生成)
第5章 雨傘運動―立ち上がった観客たち(壁・巨人・卵;生活空間と政治空間の連結;金鐘占領区が見せた未来図;旺角:自由と民主のための「闘い」;覚醒した観客たち)