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[BOOKデータベースより]
ローマ帝国の降盛を象徴する「ハドリアヌスの長城」から、兵士たちの日常生活を活写する「ウィンドランダ木版文書」にいたるまで、イギリスにはローマ時代の遺跡・遺物が多数現存する。地中海世界に発したローマ人は、なぜこの僻遠の地にまで進出したのか。そこでの支配の実態とはいかなるものであったのか。最北端から「帝国」を、さらには「帝国」を見つめる私たちの歴史観をも問い直し、多くの議論を喚起した旧著に、新稿「ローマ帝国支配後半期のブリテン島」を増補。
序章 なぜローマン・ブリテンか
第1章 ローマ帝国と大英帝国
第2章 海峡を越えたローマ人―ローマ人の見た古代ブリテン
第3章 征服と支配―女王ボウディッカの反乱と歴史家タキトゥス
第4章 属州ブリタンニアと「ローマ化」―ブリテン島はローマ帝国であったか
第5章 北辺のローマ帝国―辺境要塞兵士の残した木板文書を読む
終章 海のかなたのローマ帝国
補論 ローマ帝国支配後半期のブリテン島