- 鉢かづき
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- 価格
- 1,595円(本体1,450円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784062198707
[BOOKデータベースより]
ひとりぼっちで野を放浪した、あの自由な日々に帰りたい。珍奇な鉢をかぶせられ野に捨てられた姫君は、孤独な放浪の果て、美男の貴公子に求婚されるが―。
[日販商品データベースより]人気作家の自由自在な想像力で、あの「おとぎ話」が新しい文学に生まれ変わった! 個性豊かな画家の美しい絵とのコラボレーションで贈る、現代版「絵本 御伽草子」シリーズ。
「鉢かづき」:観音さまのお告げで亡き母に珍奇な鉢をかぶせられた姫は、やがて父と継母に捨てられ野をさまよう野生児に――。
「群像」2015年2月号掲載の好評企画がついに書籍化!
1 町田康×絵・石黒亜矢子「付喪神」
2 堀江敏幸×絵・MARUU「象の草子」
3 藤野可織×絵・水沢そら「木幡狐」
4 日和聡子×絵・ヒグチユウコ「うらしま」
5 青山七恵×絵・庄野ナホコ「鉢かづき」
6 橋本治×絵・樋上公実子「はまぐりの草紙」
まず初めに・・
ずっと「鉢かつぎ」だと思っていました。
「担ぐ(かつぐ)」のではなく「被く(かづく)」のですね。
「現代版」と表記され
洋装の表紙からも推察されるように
鉢かづき姫のお話を
少々ぶっとんだ感じで、わかりやすく脚色されております。
巻末には原典の鉢かづきのお話も載っていますので
現代版と読み比べてみるのも面白いと思います。
日本語ってふり幅すごいなと
再認識させられた一冊です。(やこちんさん 50代・兵庫県 女の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】