- 体育の科学 ２０２５年 １２月号
-
月刊 杏林書院
- 価格
- 1,540円（本体1,400円＋税）
- 発売日
- 2025年12月08日
- 判型
- Ｂ５
- JAN
- 4910059111250
- 雑誌コード
- 05911-12
内容説明
体育・スポーツ科学・予防医学を通して身体活動を追求
目次
特集：運動部活動研究の新展開
〈来る〉〈いる〉〈する〉部活動―「教育福祉」の視点からみた部活動の特徴とこれからの課題―…西島 央
体罰の歴史からみた運動部活動…中村哲也
運動部活動を支える「女子マネージャー」の存在と役割…関めぐみ
全国中学校体育大会の社会経済的効果…秋吉遼子
「競技」と「学び」の交差点―スポーツ推薦入試の現代的展開と教育的再定位…小野雄大
運動部活動の隆盛と日本型メリトクラシーの変容…加藤一晃
ジェンダー研究の視座からみる体育教師と運動部活動の関係性…三上 純
運動部活動研究の到達点と課題―拙著『運動部活動の戦後と現在』への自己批判―…中澤篤史
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近年、運動部活動研究はこれまでの「良いところ」を見いだす視点だけでは捉えきれない、多様で新しい展開を見せています。本特集では、運動部活動の意義や役割を教育・福祉の観点から再考する議論をはじめ、体罰問題の歴史的検証、女子マネージャーの役割、全中の社会経済的効果、スポーツ推薦入試の現状、さらには日本型メリトクラシーやジェンダーの視点まで、多角的な論考を取りそろえました。従来の枠組みを超えて運動部活動の実像に迫ることで、その課題と可能性を立体的に描き出す内容となっています。今後の研究動向を見通す一冊としてぜひご覧ください。