- 隠居志願
-
- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2015年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101297064
[BOOKデータベースより]
まだまだ隠居はしないけれど―階段で転ばぬように気をつけながら、ふとのぞく「若者だって転ぶときは転ぶ」という本音、腹回りがちょっときついズボンを見栄で買ってしまったときの小さな後悔…。自ら醸造するワインや取れたて野菜を食べる愉しみなど、信州の豊かな自然の中で、人生の納め方、来し方行く末を綴った滋味溢れるエッセイ集。美しい自筆の植物画もカラーで収録。
男が階段を下りるとき
隠居志願
夢を見て笑う
料理のできるうちが花
枯れ木の目算
column―“メイキング隠居志願”
朝の足跡
カメムシ箱
真夜中の時間
空想の情景〔ほか〕
信州の豊かな自然の中で、「健全なる農夫」として生きる著者の人生の納め方とは…。自筆の美しい植物画53点をカラーで収録。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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自然体
この作者の非常に肩の力の抜けた、世間とは一歩距離を置いた生き方に好感を感じる。自分もこのような歳の重ね方をしたいと思うが、この境地に達することが出来るかどうか。この境地に達するには、ある程度、自分のやりたいことをやり切ったという達成感がないと難しいんだろうな。ただ、随所に枯れているようでいて枯れていないと思わせてくれるところもある。結局、人間は、最後までやりがい・生きがいを求めるのかもしれない。
まだまだ隠居はしないけれど――階段で転ばぬように気をつけながら、ふとのぞく「若者だって転ぶときは転ぶ」という本音、腹回りがちょっときついズボンを見栄で買ってしまったときの小さな後悔……。自ら醸造するワインや取れたて野菜を食べる愉しみなど、信州の豊かな自然の中で、人生の納め方、来し方行く末を綴った滋味溢れるエッセイ集。美しい自筆の植物画もカラーで収録。