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[BOOKデータベースより]
哲学教育を破壊しようとする力の所在はどこにあるのか。恐るべき先見性で改革の真の意図を見抜き、哲学が自らの権威に幽閉されることなく、現代の諸問題に接続していく道を拓く。全2巻完結。
第2部 権威からの転移―哲学の言語と制度(翻訳した方がよいとすれば1―哲学自身の国語による哲学(ある「フランス語の文献」に向けて);翻訳した方がよいとすれば2―デカルトの小説、あるいは語のエコノミー;空位の講座―検閲、教師性、教授性;翻訳の神学)
第3部 モクロス―大学の眼(モクロス、あるいは語学部の争い;句読点―博士論文の時間;大学の瞳―根拠律と大学の理念;哲学を讃えて;哲学という学問分野のアンチノミー―書簡による序文;さまざまなポピュラリティ―法哲学への権利について)
第4部 補遺(「誰が哲学を恐れるのか」(一九八〇年);複数のタイトル(国際哲学コレージュのために)(一九八二年);キックオフ(国際哲学コレージュのために)(一九八二年);哲学と科学認識論に関する委員会による報告書(一九九〇年))
政府の哲学教育大幅削減案に徹底的に反論したデリダの哲学教育論の集大成。第2巻では哲学が拠って立つ制度のすべてを問い直し、来たるべき哲学教育の構想を展開する。全2巻の解題を付す。
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政府の哲学教育大幅削減案にデリダは徹底的に反論した。学生には哲学を学ぶ権利がある。なぜか?大学とは何か。全二巻の解説を付す。