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[BOOKデータベースより]
本書は、形態論、音声学・音韻論、両者のインターフェイスの3部門から構成され、英語や日本語等の現象に対して、さまざまな観点から考察された論文集である。執筆者各自の専門分野に対する丁寧な解説が示された後に、関連する言語現象の分析が提示され、それらの理論的意味が解説されている。言語学、英語学、日本語学(国語学)を専攻する研究者、院生、大学生等、幅広い読者を想定した、最新の論考が掲載されている。
第1部 形態論(英語の関係形容詞―前置詞句の交替形としての分析;英語の「名詞+名詞」形は句か語か;Postsyntactic Compoundの分析―構文拡張的見方;接頭辞「大」について;日本語の句連合;初期近代英語における名詞転換動詞;単語と接辞の境界)
[日販商品データベースより]第2部 音声学・音韻論(クレオール語化に基づく中英語のリズム構造と音節構造;連声は現代日本語に生きているか;日本人の名前と性別―「セイヤ」の男性性と「シホ」「ユーリ」「キヨ」の女性性;「語呂の良さ」と「間」の関係について―俳句に関する一考察;リズム定型における韻律要素の調整―日本語・イタリア語の定型詩と歌謡の分析;連濁は音韻理論の問題か;鳥取県倉吉方言における芸能人の名前等のアクセント―メディア経由の標準語アクセントの方言化)
第3部 音韻論・形態論などのインターフェイス(複合語の生産性と語強勢の位置;語彙音韻論の限界と最適性理論によるアプローチ;単純語短縮語形成に関する第3の解釈)
「形態論」「音声学・音韻論」「両者のインターフェイス」の3部門で構成。研究者、院生、大学生ら幅広い読者想定で最新の論考を掲載