[BOOKデータベースより]
人間の文明のなかでもっとも古い営みである「造形」は、対立する二つの意志の産物であった。秩序と逸脱、簡素と過剰、普遍への志向と個物への固執…。造形の歴史を対極的な二つの原理、すなわち「デザイン」と「装飾」のダイナミックな葛藤として読み解く壮大な文明論。
第1章 二つの造形意志
第2章 形ともの―ものの見かたの構造
第3章 造形と造形理論の起源
第4章 デザインの始源
第5章 造形史の弁証法―建築、平面像、立体像、都市の発生
第6章 見るための造形―「工芸」から「博物館」
第7章 近代工業と芸術の誕生
第8章 装飾とデザインの近代史
第9章 彷徨する造形―装飾の逆襲
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秩序と逸脱、簡素と過剰、普遍への志向と個物への固執・・人間の根源的な営み、「造形」を支える対極的な二つの意志を読み解く文明論