- 日本語学 2025年 12月号
-
季刊 明治書院
- 価格
- 3,410円(本体3,100円+税)
- 発売日
- 2025年12月01日
- 判型
- A5
- JAN
- 4910069691254
- 雑誌コード
- 06969-12
内容説明
日本語研究と日本語教育をむすぶ専門総合誌
目次
【特集】声から考える日本語
情報工学から見た新しい音声研究とコーパス(高道慎之介)
音声と音象徴(熊谷学而)
音声を計測するシステムについて(籠宮隆之)
接尾辞と音声変異(那須昭夫)
コーパスと話者情報(宮嵜由美)
非流暢な音声合成の問題点(モクタリ明子)
COJADS(日本語諸方言コーパス)における音声の扱い(佐藤久美子)
池間方言におけるアクセント(五十嵐陽介)
方言AIにおける音声合成の課題(坂井美日)
日本語学習者と音声(劉羅麟)
ハ行音の歴史について(高山知明)
〈コラム〉音声を使ったAIの利用法(近藤泰弘)
【特集】フィラーの働き
フィラーとコミュニケーション(定延利之)
フィラー研究の現在(丸山岳彦)
言語教育におけるフィラーの扱い(小西円)
〓連載
[二次元世界のはなしかた]金水敏
[日本語で生きる子どもたち]池上摩希子
[にほんごの航海灯]
[高等学校国語のカリキュラムの可能性]
[ことばのことばかり]はんざわかんいち
[方言ほぐし糸]小林隆
[新刊クローズアップ]
虎の門通信/新刊・寸感/情報源
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近年、日本語の音声研究はますます多様化しているが、なんと言ってもコンピュータの発達による情報工学的な研究の進展の速さには驚くしかない。音声認識、音声合成ともに、革新的な進歩を見せている。商業的にも音声合成・加工の技術を用いたものが実用化されつつある。また、AIとごく自然な音声でやり取りすることは、すでに日常生活の一部になっている。 また、音声コーパスもYouTubeの利用などで、非常に大型化している。また、音声と関係ある分野としてフィラーの研究も大きな進歩を見せている。方言研究においても、音声やアクセントの研究に新しい進展がみられる。また、幼児言語における音声研究なども進展している。また、歴史的研究にも新見が提示されている。そのような幅広い観点から、新しい音声研究の諸相を紹介したい。【特集】声から考える日本語「特集:声から考える日本語」近年、日本語の音声研究は多様化しているが、コンピュータの発達による情報工学的な研究の進展の速さには驚くしかない。音声認識、音声合成ともに、革新的な進歩を見せている。商業的にも音声合成・加工の技術を用いたものが実用化されつつある。また、AIと自然な音声でやり取りすることは、すでに日常生活の一部になっている。また、音声コーパスもYouTubeの利用などで、非常に大型化している。更に、音声と関係ある分野としてフィラーの研究も大きな進歩を見せている。方言研究においても、音声やアクセントの研究に新しい進展がみられる。なお、幼児言語における音声研究の進展や、歴史的研究にも新見が提示されている。幅広い観点から、新しい音声研究の諸相を紹介したい。本語の音声研究はますます多様化しているが、なんと言ってもコンピュータの発達による情報工学的な研究の進展の速さには驚くしかない。音声認識、音声合成ともに、革新的な進歩を見せている。商業的にも音声合成・加工の技術を用いたものが実用化されつつある。また、AIとごく自然な音声でやり取りすることは、すでに日常生活の一部になっている。