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【2019年08月発売】
[BOOKデータベースより]
驚異の比較研究に挑戦。アレクサンドロスも遭遇したという怪物から、謎の古代遺跡や女だけの島まで、たえず人々の心を魅了してきた“驚異”。旅行記や博物誌が語り、絵画や装飾品に表れるその姿は、人間の飽くなき好奇心について何を教えてくれるのか。“驚異”の「黄金時代」であった中世以来の精神史を細やかかつ大胆に描き出す。
驚異考
第1部 驚異とは何か(ヨーロッパ中世における驚異;イスラームにおける奇跡の理論)
第2部 驚異の編纂と視覚化(中世イスラーム世界の旅行記と驚異譚―驚異を目にした人々;天上・地上の驚異を編纂する―ペルシア語百科全書成立の一二世紀;ヨーロッパ中世の東方旅行記と驚異;ヨーロッパ中世の奇譚集;コプト聖人伝に見られる驚異な奇跡譚;中東イスラーム世界の写本絵画と驚異;イスラーム美術に表された驚異の動物;ヨーロッパ中世写本の挿絵に見る驚異;ロマネスク床モザイクに見る驚異―オトラント大部分の分類不能な怪物たち)
第3部 驚異のトポス(ヨーロッパ中世の驚異譚における空間と時間;東方の驚異―ヨーロッパにおける巨大蟻の記述の変遷;ペルセポリスとイスラーム世界の「七不思議」;ストーン・ヘンジと驚異の国土;月から見える万里の長城)
第4部 驚異の転生(ヨーロッパ近世の驚異―怪物と魔女;驚異の部屋「ヴンダーカンマー」の時代)