[BOOKデータベースより]
日本仏教の源流にある大乗仏教。しかし、その経典群は、ブッダ自身が説いたものではない。ブッダ入滅後、数百年後に作られたものなのだ。どうしてそのような文献が、権威を持ち、仏教史の中で大きな影響力を持ったのか。また、それらはどんな材料やどんな論理で制作されたのか。ブッダの思想やブッダの伝承とどのような関係があるのか。「仏伝」をキーワードに、仏教思想の一大転機を実証的に探りつつ、そのダイナミズムを明らかにする。
序章 問題の所在
第1章 仏教理解の基盤
第2章 大乗仏教成立の前提
第3章 主要な大乗経典と仏伝
第4章 法華経と仏伝
終章 大乗仏教、そして大乗経典とは?
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年02月発売】
- 英文学者がつぶやく 人生を豊かにするかもしれない英語と英国文化の話
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2025年05月発売】
- ゼロからわかる行動科学大全
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年07月発売】
- 人生に無意味なことなどない 今を生きるコヘレトの言葉
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年04月発売】
- 21世紀の国家論
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2025年03月発売】
ブッダ入滅の数百年後に生まれた大乗経典はどんな発想で作られ如何にして権威をもったのか。「仏伝」をキーワードに探り、仏教史上の一大転機を鮮やかに描く。