- 切子
-
ジャパノロジー・コレクション
角川文庫 角川ソフィア文庫 J500ー9
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2015年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044083335
[BOOKデータベースより]
江戸時代、オランダ船により西欧からもたらされ、ダイアモンドを意味する「ギヤマン」と呼ばれたカットガラス。その耀きに憧れて独自の文様や技が極められ、日本の「切子」は確立していった。無色透明が粋な江戸切子、発色が見事な薩摩切子。篤姫が愛用した雛道具など幻の逸品から現代作品まで―和ガラスの歴史と共に、その多彩な文様と色の世界をオールカラーでたどる。新たな担い手へと受け継がれる切子の、知られざる魅力を堪能できる初の入門書。
あれ、どれが切子?
第1章 そもそも和ガラスって?
第2章 文様繚乱
第3章 素材を生かした豊かな彩り
第4章 洒落者の粋、作り手の心意気
第5章 はばたく職人魂
"西欧への憧れから、日本の伝統工芸へ――。
比類なき手わざが生んだ、美しさと温もり。
江戸時代、オランダ船により西欧からもたらされ、ダイアモンドを意味する「ギヤマン」と呼ばれたカットガラス。その耀きに憧れて独自の文様や技が極められ、日本の「切子」は確立していった。無色透明が粋な江戸切子、発色が見事な薩摩切子。篤姫が愛用した雛道具など幻の逸品から現代作品まで――和ガラスの歴史と共に、その多彩な文様と色の世界をオールカラーでたどる。新たな担い手へと受け継がれる切子の、知られざる魅力を堪能できる初の入門書!
Called giyaman for its diamond-like appearance, cut glass first arrived in Japan in the Edo period (1603-1868) on ships sailing from the Netherlands. Local artisans soon developed their own techniques and patterns for producing the sparkling tableware, and Japanese kiriko was born. In the capital city of Edo, clear, colorless glass was the height of style, while in Satsuma, the fashionable favored a rainbow of colored ware. From rare gems like Princess Atsu’s beloved set of cut glass miniatures to modern masterpieces, this volume presents the history of Japanese glass alongside all-color illustrations of its diverse patterns and shades. Enter the brilliant world of kiriko as a new generation of artisans carries forward the tradition.
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