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- 自衛隊の転機
-
政治と軍事の矛盾を問う
NHK出版新書 470
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2015年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140884706
[BOOKデータベースより]
憲法九条の下、専守防衛の軍として戦後、一発も実戦で撃たなかった自衛隊。集団的自衛権行使と国連PKOでの武器使用拡大路線で、自衛隊の役割はどう変わるのか。日米同盟と憲法のはざまで、悩みながら海外派兵の実務を仕切ってきた元防衛官僚が、発足以来六〇年の矛盾に向き合い、拙速な法改正に異を唱える。どんな大義のために、殺し殺されるリスクを、自衛隊に負わせるのか。国民の覚悟を問う一書。冨澤暉氏(元陸上自衛隊最高幹部)、伊勢崎賢治氏(元国連PKO幹部)との白熱の鼎談を収録!
第1章 自衛隊を取り巻く矛盾(自衛隊と「国民」をつなぐ;変わりゆく時代のなかで;矛盾の限界)
第2章 鼎談・前線からの問題提起(政治の論理と現場の乖離;好戦的に変わったPKOと、自衛隊員のリスク;憲法と集団的自衛権;誰が責任をとるのか;日本はどう貢献するのか)
第3章 いまこそ自衛隊から平和を問い直す(国民の期待と自衛隊内の不満;リスクを理解しているか;日米同盟を考え直す;イラク派遣の成果;海外派遣の課題;政治と自衛隊、憲法の論点)
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発足以来60年、「戦闘」を経験せずにきた自衛隊が今、変わろうとしている。どんなリスクが待ち受けているのか。海外派兵の実務を仕切ってきた元防衛官僚の渾身の提言、国民の覚悟を問う。