[BOOKデータベースより]
「国家神道」「国体明徴」「八紘一宇」…かつて熱病のようにこの国を覆いつくし、そして敗戦と同時に歴史の表舞台から消えたと思われたこれらの思想や概念が、二十一世紀のいま、姿を変えて復活しようとしている。それはなぜなのか?戦前・戦中の日本を、「戦史」の面から再検証、“日本の現在”を解明する。注目の論客による緊急書き下ろし!
序章 安倍晋三政権下の日本政府が目指すもの
第1章 戦争のハードウエアとソフトウエア(異質だった「日本軍の戦争遂行システム」;フランス、ドイツ、日本の「負け方の違い」;重大な欠陥を抱えていた日本軍の「戦争ソフト」)
第2章 国家神道体制と「国体明徴」運動の隆盛(重要な転機となった「天皇機関説」事件;国家神道体制の中核をなした「国体」の理念;昭和初期に「国体明徴運動」が生まれた背景;国体思想の高まりがもたらした弊害;太平洋戦争期の日本軍人と「国体」「国家神道」との関係)
第3章 戦後日本が怠った「OSの再インストール」(敗戦の時、日本に何が起こったのか;連合軍総司令部(GHQ)による「神道禁止令」;「民主主義」という新たなOS)
第4章 安倍政権下で再発した「大日本病」(第二次安倍政権と宗教的政治団体のかかわり;戦後日本の神道と政治運動;安倍政権はなぜ「憲法改正」にこだわるのか;「大日本病」の再発は、どうすれば防げるか)
日本は敗戦とともに軍隊という「ハードウェア」を捨てた。しかしそれを駆動させていた「ソフトウェア」はその後どうなったのか。それが再び起動しつつあるとしたら…。気鋭の論客が読み解く日本近現代の地下水脈。
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日本は敗戦とともに軍隊という「ハードウェア」を捨てた。しかしそれを駆動させていた「ソフトウェア」はその後どうなったのか? それが再び起動しつつあるとしたら? いまこの国でなにが起こっているのか。気鋭の論客が読み解く日本近現代の地下水脈!