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[BOOKデータベースより]
資本と労働の組み合わせという生産技術は所得分配にどのような影響を与えるのか。労働市場の不完全性を通じた賃金不平等の分析、資本・熟練労働・不熟練労働の3要素間の代替・補完関係を通じた分配分析、そしてマクロ代替弾力性の振る舞いを通じた成長と分配分析を行う。
第1部 労働制度と分配(熟練格差と効率的交渉―未熟練労働市場を考慮して;資本・熟練補完、労働制度および雇用・賃金不平等;スキルの決定と効率賃金、および賃金格差)
[日販商品データベースより]第2部 生産技術と分配(熟練偏向的技術と賃金不平等の生産関数分析;生産関数の分離可能性と労働分配率―3要素のケース;資本・熟練補完、労働移動と労働分配率;資本・熟練補完と労働分配率の中期マクロ分析)
第3部 集計代替弾力性と成長、分配(資本・熟練補完、労働移動、集計代替弾力性;資本・熟練補完、所得分配および経済成長;構造変化と集計代替弾力性;サービス部門の相対的拡大とマクロ代替弾力性)
近年、日本を含む先進国共通の現象として経済の低成長と並んで所得不平等の拡大が指摘されるようになり、程度の差こそあれ個々人間、労働間、資本間、資本と労働間等、様々な格差が社会問題になってきているのは周知の通りである。本書では主に労働間と労働と資本間の所得格差を解明すべく、生産技術に焦点が当てられた考察がなされる。