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- フランケンシュタインの精神史
-
シェリーから『屍者の帝国』へ
フィギュール彩 36
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2015年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784779170393
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[BOOKデータベースより]
200年前に書かれた『フランケンシュタイン』が提示する問題系の現代的な意義=「つぎはぎ」「知性や労働の複製」「母性をめぐる解釈」などをめぐり、日本の戦後SFへの継承をたどる!鉄腕アトム、鉄人28号、人造人間キカイダーなどの国産の漫画、アニメを「怪物からロボットやサイボーグへ」というテーマでつなぎ、日本SFの代表的作家、小松左京、光瀬龍、荒巻義雄、田中光二、山田正紀などへの継承と変遷をたどり、伊藤計劃と円城塔の合作『屍者の帝国』と通底する精神史とは…。
第1部 メアリー・シェリーの遺産(生命創造とつぎはぎの身体;魂なき肉体と機械の複製;境界線上の怪物;グローバル化のなかの怪物)
[日販商品データベースより]第2部 戦後日本におけるフランケンシュタイン(怪物からロボットやサイボーグへ;神との闘争をめざして;フランケンシュタインと対抗文化;怪物たちの共同体;フランケンシュタインの問題群)
200年前に書かれた『フランケンシュタイン』が提示する問題系の現代的な意義をめぐり、日本の戦後SFへの継承をたどる。フランケンシュタインと日本SFの相関をさぐる文化論。